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2016-03
月次報告書3月分
長年の夢
3月18日、授業期間が終わったその日に私はシアトルからシリコンバレーに飛び立ちました。長年の夢を叶えに行くのです。約1時間半のフライトの間、私の胸は期待と興奮でいっぱいでした。私が一人飛行機に乗ってシリコンバレーに来た目的、それはシリコンバレーのコミックコンベンション、通称コミコンとして知られるアメリカ最大のコミックイベントです。といっても私の長年の夢というのはこのコミコンに参加することではありません。実は今回のシリコンバレーコミコンでは、あの映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出演したマイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド、そしてリー・トンプソンが集結するのです。私の長年の夢とはこの3人に会うことなのです。私は夕方頃に現地に到着すると、ホテルに荷物を置いてそのままチケットを引き換えるためイベント会場に向かいました。その日は前夜祭だったのですが、会場は人々でごった返していました。 3月19日。開場が10時だったので9時半頃に会場に到着すると、入り口前にはすでにたくさんの人が行列を作っていました。映画のコスプレをしている人も多く、並んでいる間も見ていて飽きません。そしてついに10時、黄色い歓声と共に会場のドアが開きました。BTTF出演者のサイン会まではまだ時間があったので、私はまずteam FOXのデロリアンフォトブースへ向かいました。初めて生で見るデロリアンは本当にかっこよかったです。次元転移装置が実際に光ってるのを見るのはまさに感動ものです。 そしてついに、マイケルjフォックスとクリストファー・ロイドのサイン会に向かいました。私が着いた頃にはすでにサインブースの周りには大勢の人がいました。特にマイケルはこの日1日だけの参加とあってファンの熱気も凄かったのを覚えています。早速マイケルのサイン待ち列に並ぶと、遠目からでしたがサインをするマイケルが見えました。ずっと画面を通してしか見たことがなかったマイケルが今同じ空間にいると思うと、私は失神しそうになりました。これが私が初めてマイケルを生で見た瞬間です。BTTF3のあの時計の前にドクとマーティが立っている写真にサインをしてもらいました。本当に天にも昇る気持ちでした。 続いてそのまま隣にあるロイド氏のサインブースへ向かいました。マイケルにサインしてもらった写真と同じものにサインをしてもらいましたのですが、私は焦りすぎて渡すペンの色を明らかに間違ってしまいました。セピア色の写真に真っ青な色で書かれたサインはちょっと見た目は悪いですがこれも味があって良いでしょう。何より嬉しかったのは、去り際にロイド氏が私を見て目を見開きながら笑ってくれたことです。あの瞬間は今思い出しても心臓が止まりそうになります。 次はいよいよマイケルとロイド氏との写真撮影です。人が多かったのであまり長時間一緒に過ごすことはできませんでしたが、確かに3人で写真に写りました。今思い出しても嘘のようです。それに、写真に写る直前、マイケルが私の目を見て笑ってくれたのです。私も信じられないといった心地で笑い返しました。本当に幸せでした。 写真撮影が終わると、そのままBTTFのパネルと呼ばれるトークショーの入場待ち列に並びました。会場の40分ほど前でしたが、列はすでに入り口前の通りを抜けて向こう側の広場まで伸びていました。それもそのはず、これが今回のイベントのメインと言っても過言ではないのですから。入場口のドアが開いた瞬間に席の争奪戦が始まり、私はちょうど真ん中あたりの席を獲得しました。並んでいた位置を考えるとなかなか悪くない席です。そしてその数分後、ついにパネルが始まりました。トンプソンさん、ロイド氏、マイケルの順にBTTF出演者が紹介され、映画について語ったあと、お客さんとのQ&Aがありました。お客さんからの質問は真面目なものからちょっとふざけたものまであってとても聞き応えがありました。特に印象に残ったのは、part2で登場した自動靴ヒモについて聞かれたマイケルが「あれはパーキンソン病の人にとっては便利だよね」と言っていたことです。客席からは大きな笑いが起こりました。こんな風に自分の病気をもギャグにしてしまうマイケルを本当に尊敬せずにはいられません。シャイなロイド氏はあまり沢山は喋りませんでしたが、マイケルに「話しなよ、クリス」と促されると、スタントのことを丁寧に話してくれました。トンプソンさんはとても明るくて面白い方で、お客さんからの質問にも真っ先に答えたり、映画の台詞を実際に言ってくれたりしました。パネルは全部で45分ほどでしたが、本当にあっという間でした。あんなに濃い45分は生まれて初めてです。 文字数の問題でほんの一部しかお伝えできませんでしたが、本当に夢のような経験でした。
月次報告書3月分
留学生活最終月
月次報告書3月分
半年を振り返って
半年間の留学生活が終わってしまいました。日本を発つ前は半年間なんてあっという間だと思っていましたが、自分が想像していた以上に長く大変なこともありました。 大学では講義はもちろん他の留学生や現地の学生とのコミュニケーションを通して新しい発見をしたり多くのことを学ぶことが出来ました。実際に語学力の向上も感じることができ、今は達成感でいっぱいです。 そして私にとってなにより大きかったのがホストファミリーと過ごした時間です。アメリカに着いて初めて会った日のことをいまだに鮮明に覚えています。振り返ってみるとたくさん思い出がよみがえってきます。学校で疲れたり落ち込んだ日も家に帰ればいつも家族が待っていて彼らの温かさに何度も救われてきました。私は週1回必ず夕食作りをしていました。最後の夕食作りの日には感謝の気持ちをこめてみんなの大好きなスターウォーズをモチーフに作り、家族みんなに喜んでもらうことができました。出発の日が近くなるにつれてより一層別れが現実的になりお互い寂しさと悲しさで何度も泣きました。いまでもホストファミリーのことを思い出して泣いてしまうくらいです。こんなに素敵な家族に巡り逢えたこと心から感謝しています。この半年間はなによりも濃く充実していて大きな財産となりました。この経験を大切に次の1歩へと向かっていきたいです。
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終わってほしくない冬学期
3月に入ると晴れの日が多くなり、ホストファミリーもベリンハムの春は綺麗だと言うほど気持ちいい日々が続いた。そんな中アクティングクラスの課題である、学内での劇を鑑賞し衝撃を受けた。劇は生徒達、またコミュニティーからの出演者によって構成されており、アートに対する考え方を舞台上で表現していた。しかし私とホストマザー、近所の人達は趣旨がつかめなく混乱した。一方で、ホストファザーと何人かの友達は、面白い劇だと言っており、人それぞれ感じる物は違う事、さらに劇の奥深さを考えさせられた。中旬には、学内のイベントであるExchange Language に日本代表として参加し、日本料理(おにぎり...)、 日本語ボードなどを準備した。周りには何カ国ものブースがあり、それぞれの文化を楽しむ事が出来た。また友達の民族衣装を来た姿を見て、彼等が違う文化を持っていた事を改めて感じ、多くの異文化を持つ友達がいることが嬉しくもあり、不思議に感じた。留学生だけではなく、地元の生徒達も参加していた。社会学のプレゼンテーションでは、日本の男性像の一例としてエグザイルを取り上げ発表した。私なりに草食男子とエグザイル系男子を説明したところ、先生やクラスメイトが興味を持ってくれた。期末テストに向けては、図書館にこもり準備した。アクティングクラス最後の発表では、一回目よりも断然楽しむ事が出来、その後のポットラックパーティーでは日本の炊き込み御飯を持っていった。クラスメイトと別れるのが惜しいせいか、終わったあとも学校に残り学校で話していた。授業内で優しくしてくれ、仲良くしてくれる人達がいる事に本当に感謝を感じた学期末であった。春休みには、友達とバンクーバーでコンサート、また久々のカラオケ、サイクリングが出来、嬉しかった。
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初めての長期留学
ついに長期留学がはじまりました。特別ここがいいとかこの授業がいいとかはまだなくて、単に高校生のときから留学に憧れていて、総合的に見てWCCに決定しました。でもすでにここにしてよかったと思います。会う人はみんな優しいし自然がたくさんあって平和です。ベリンハムの人口は少ないように感じて、その分皆の結束が強いのかもしれません。 初日は本当に疲れて精神的にもきつかったけど、5日もすれば慣れました。ホストは一人暮らしのおばあちゃんで猫が一匹います。孫みたいに可愛がってくれますが、本当におしゃべり好きで話が止まらないのでたまに疲れます。リスニングの練習になるけど自分が話す機会はあまり作れていないので、もっと積極的に話そうと思います。 学校は自然があるし綺麗だし大きすぎなくて私は好きです。オリエンテーションでほかの留学生と会って、前からいるスチューデントにはたくさん助けてもらいました。いい人ばかりなのでうまくやっていけそうです。授業はアドバイザーと話し合って決めましたが、あっという間に終わった印象です。アカデミックは受けられるけどESLAを勧められたので今回は全部ESLAを取ることにしました。次はどんな授業があるかもっと調べてからアドバイザーと話そうと思います。 これから約半年間、いろんなことに挑戦して自分がやりたいことを見つけていきたいです。
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アメリカ生活開始
 3月26日からアメリカでの生活が始まりました。シアトルからバスでベリンハムへ移動し、バスの駐車場までホストファミリーが迎えに来てくれました。どんなファミリーなのか期待と不安でいっぱいでしたが、陽気なホストマザーでペースに飲まれるまま車に乗りこみ、話を聞いているうちにそのペースに慣れて良いファミリーだということがわかりました。到着日の翌日がイースターだったので、親戚が集まり初っ端からアメリカ文化が感じられる賑やかな食事となりました。  イースター当日は朝から教会へ行きました。クラシックな教会を想像していたのですが割と現代的な建物で、バンドの演奏やTEDのようなスピーチを聞きました。ちなみにホストファミリーは熱心なカトリックらしく、食事の前にみんなで手をつないでお祈りをします。そのあとはスーパーや本屋に連れて行ってくれたり、私の希望を聞いてくれるとてもいいファミリーで安心しました。学校のオリエンテーションが始まるまで数日あり、ルームメイトのバースデイディナーにでかけたり、犬の散歩に森の中を歩いたり割とアクティブなファミリーです。  オリエンテーションは先輩インターナショナル学生さん達と行動を共にし、学校生活についてや携帯電話、バス、お金のことなどアドバイスをもらいました。いろいろな国からの先輩学生さんや今期からの学生さん達と仲良くなれたので、これからの学校生活が楽しみです。
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銃という兵器
友人のホストマザーが銃を所持しているという話を以前から聞いており、他人事と思っていたが、今回、自分が実際に射撃を体験することになった。今月で私が帰国してしまうことや、ちょうど今月に射撃大会があったことから、友人とそのホストマザーが私に銃を帰国する前に体験させてあげようという話になり、一緒に射撃場を訪れることになった。私が体験したのは拳銃とライフルで、射撃する際の音がそれほど大きくないものであった。セイフティ―のかけ方から的の狙い方から細かく説明を受け、射撃の練習を15分程度した後、実際に大会に参加した。人によっては、弾丸が私たちの使用するものより太く、発射される時の音が耳当てをしていても頭に響く程大きく、大会後には耳鳴りや頭痛が止まなかった。銃を撃っていて思ったことは、射撃がまるでテレビゲームのように感じていく自分がいたことだ。大会ということで、皆まるで夏祭りの射的のような感覚で銃を撃っており、自分も手にしているものが実際に人を殺めることができる兵器であるという自覚が薄れていくことに恐怖を感じた。事実、若者が人を撃ってみたい衝動に駆られ、射撃事件を起こすことも少なくない。そのためアメリカでも銃所持に反対する人は多く、私のホストファミリーも一切銃は持っていなかった。今回の射撃体験はアメリカという大きな国で起こっている問題を実際に肌で感じたものであったと思った。
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